弊社ではKY(危険予知)活動を実施するとともに、危険を伴う作業は社内規定により認定を受けたスタッフが行うこととし、事故の防止に努めています。また、入社時研修だけでなく、2年目以降の社員にも定期的に社員研修を実施。継続的な学びの場を設けることで、レベルの高いサービスを安定してご提供しています。
ポリッシャーは高速回転と自重により床面の汚れを除去するための機械です。建築物の美観保持には定期的なポリッシャーの使用が欠かせませんが、取り扱いを間違えば重大な事故にもつながりかねません。
そこで弊社では安全性を確保するために、独自の認定制度を設けています。まずは各スタッフが基本的な使用法と事故の危険性について学び、次いで実施訓練を繰り返し実施。その上で試験に挑み、合格した者だけがポリッシャーを使った清掃にあたっています。
ゾーニングとは、清掃場所を使用目的に応じて区分けし、それぞれに適切な清潔度を保つことです。医療の現場で一般的ですが、弊社ではそれ以外の現場においてもこの手法を導入しています。
具体的には共用廊下とトイレを同じ用具で清掃しないように色を変えるなど、現場のスタッフにもわかりやすい方法をとっています。
当社は安全教育として、毎月スタッフ全員が危険予知トレーニング(KYT)を行っています。また、二カ月に一度ヒヤリハット運動を行い、清掃現場にある危険を周知しています。
高所清掃や機械を使っての清掃、大型の機械や重量物などが周辺にある状況下での清掃などは危険を伴います。KYTを行うことで危険意識・安全意識をもって業務にあたることができます。
また、4RKY活動(自社オリジナル資料を基に実施)もKY活動の一環として取り組んでいます。
定期的に社員研修を行うことで、スタッフのスキルの維持・向上を図り、清掃管理の品質を高めています。
◆雇入時新規教育
入社時に清掃の基本的な業務や各現場の入退場ルールなどを学びます。
◆従事者研修Ⅰ
入社1年目以降に行います。清掃の目的、清掃の基本作業や洗剤、床維持材(ワックス)の使用方法、建築物管理衛生法と登録制度、作業従事者の心得、安全衛生などを学びます。
従事者研修Ⅱ
入社3年目以降に行う研修です。各場所別の清掃方法、建築物の床材、繊維メンテナンス、建築物衛生法の構成、作業従事者の心得、環境への配慮、安全衛生などを学びます。
現場主任研修
現場主任(責任者)に行う研修です。現場主任としての役割や職務、現場主任としての仕事の進め方、ビルクリーニング業務の管理などを学びます。
ポリッシャー操作、ガラス洗浄作業やカーペット洗浄作業などの定期清掃業務。また、事務所清掃やトイレ清掃といった日常清掃業務についての技術を各現場の代表者が集まって競います。
社内全体のレベルアップまた現場間のコミュニケーションも目的として、年に1度開催しています。
現場作業を管理する者として、作業内容を理解していなければ、どこが安全か安全ではないか等、安全に現場の管理が出来ません。当社では、ビルメン協会主催の講習会を始め、ビルクリーニング技能士や建築物環境衛生管理技術者などの国家資格も含めて、業界に必要とされる様々な資格取得に向けた推進・支援を行い、安全に現場管理ができる体制つくりをしています。
全国安全週間、衛生週間の時期に合わせて、社内独自に安全及び衛生標語を募集(対象者は、全社員及び協力会社の方)、厳選なる審査の結果を発表。その後、各職場にて掲示し、更なる安全・衛生の意識向上に取り組んでいます。