INTERVIEW スタッフインタビュー

現場主任 Kさん

前職は証券会社の営業マン。早起きと掃除が好きで、清掃の道へ。現在は大阪にあるオフィスタワーの現場責任者として、適切な業務分担やスタッフのフォローに力を入れている。

「最近きれいですね。清掃会社が変わった?」
見ていてくれる人がいるのだと実感した瞬間でした。

努力が必ず報われる。
やったらやっただけ、結果が明瞭についてくる仕事です。

現在は大阪市中央区のオフィスタワーの現場主任をしています。企業オフィスのほか、ショップやレストラン、高級車ディーラーなどが入っている建物で、主な利用者は大手企業の方々です。私たちは4階から24階のうち、ご契約いただいているフロアを朝6時半から8時の間に清掃しています。基本的には一人のスタッフが約500坪の1フロアを受け持っており、主な業務はごみの回収と床の清掃。オフィス内にはたくさんのパソコン機器があるため、誤って清掃機具に配線コードなどを巻き込まないよう気をつけています。
この仕事の良いところは、やったらやっただけ、結果が残るということです。営業マン時代はどれだけ努力しても必ず結果が出るわけではありませんでしたから、目に見えて仕事の結果が見えることに大きなやりがいを感じます。朝早い仕事ですが、早起きをして体を動かすと、元気も出てきます。私自身、この仕事を始めてから体調が良くなっているのを実感しており、毎日気持ちよく目覚めることができています。

足りないものは補い合う。
個性に合わせた業務でバランスを保ちます。

現場のスタッフは若いメンバーで19歳、最年長は68歳と幅広い年代の方が活躍しています。特に40代から50代の方は本業に出社する前の時間を活用し、ダブルワークで働いている方が多いですね。働きやすい環境も当社の魅力です。
現場主任として特に意識していることは、一人ひとりの適性に合わせた業務を任せながら、仕事量のバランスに納得してもらえるよう努めることです。これだけ広い建物を限られた時間で清掃するため、年齢や体力もさまざまなメンバーが無理のないように、仕事が早いスタッフには他のスタッフのカバーもしてもらっています。私自身、当日欠勤したスタッフの代わりをすることも多く、各フロアの特徴を覚えておかなければなりません。1フロアに300個ものごみ箱があるオフィスもあるため、あらかじめごみ箱の位置を把握しておき、取りこぼしを防ぐ工夫をしています。

プライドが醸造される空間。
どんなに小さなゴミも見落とさない。

これまでで一番思い出に残っているのは、新しく担当することになったフロアで、「最近、きれいになったね。掃除する人が変わったのですか?」とおっしゃっていただいたことです。清掃会社はどこも同じと捉えられがちですが、しっかりと見てくれている人はいるんだなと実感しました。当オフィスタワーは洗練されたデザインのせいもあってか、「このビルに勤めているんだ」というプライドを持っている方も少なくないように感じます。そのような空間だからこそ、どんなときも手間を惜しまずに。清掃が終わったあと、1ミリ、2ミリほどの紙くずを見つけたときに、「これくらい、いいかな」と放置するのではなく、最後まで完璧にやり遂げるようにしています。今後も、毎日の清掃の精度を高めていき、新たな企業様が入居された際にも当社に任せていただけるよう、引き続き努力を重ねていきたいです。

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